MESSAGE

代表挨拶

業界自体も変化してきている今、先代から受け継ぐものと私の代で付け加えるもの、両方のバランスを取りながら事業承継を図っていきたいと考えています。手探りしながらですが「ツマラナイ未来」の実現に向けて歩み続けます。

ぼんぼん、四十にして道を知る

弊社は1977年(昭和52年)に、父である先代が排水管の通管清掃の専門会社として、大阪吹田の地でスタートしました。私で二代目となります。
二代目というと、多くの方が“ぼんぼん“というイメージを持たれるようです。私も若い頃は親の心配をよそに、自由な生き方を楽しんでいました。働いていた運送業界を途中で辞め、冒険心から世界中を旅して周ったりもしました。計画も立てない放浪の旅でしたが、無事に帰ってこられたのは大らかなぼんぼん気質が幸いしたからでしょう。多様性が重んじられる今の時代に先駆けて、多様性を尊重する生き方を謳歌していたのかも知れません。
そんな私も今は一企業の社長です。会社の代表となり、子を持つ親となって、経営者として社員、家族、関係会社の方々の生活を守る社会的な責任があることを日々自覚するようになりました。40歳になってようやく自分の進むべき道を見つけたと言っていいのかも知れません。

「諦めない精神」を受け継いで

創業時と比べると水道事業を取り巻く環境は大きく変わりました。手がける仕事もお取引先も多種多様になりましたが、弊社には昔から一貫したポリシーがあります。それは「諦めない精神」です。
水には流れがあり、途中に不具合が生じると流れは止まります。そうなると、水の恩恵を受けて営まれていた快適な生活も中断されてしまいます。その不具合を取り除くのが弊社の仕事です。これを怠れば水は忽ち私たちの生活を脅かす存在へと変貌します。そんな怖い側面を持つ水と関わっているからこそ、どんなに困難な作業でも「諦めない精神」で取り組み、お客様の快適な生活をサポートし続けていきたいと考えています。

医術を施すように水道トラブルに対処

水道設備はふだん目に触れない場所にあることが多く、隠れた部分にトラブルの根源があり、建物の年数や設備特性なども加わるため、作業者の経験と勘が施工を左右します。ある意味、医療のようなものです。経験豊富な医師が病状を見極め、患部を広げぬよう時に優しく、時に強く処置を施すように、ベテランが多い弊社の社員が緩急交えて安全で確実な作業を実施します。
また、弊社は商業施設からのご依頼が多いことが特色として挙げられます。店舗の営業を伴う商業施設では、様々な制限があるなかで施工を行い経験を積み重ねてきました。ここで培った知見を全てのお客様のために役立て、さらに研鑽し精進してまいりたいと思います。

流れを止めない、ツマラナイ未来へ

大阪、とくにこの吹田市にはかつての万博の折に建てられた築50年以上の建物がたくさん残っています。吹田市の人口が増加する一方で古くからの住民も多く、これらの建造物にはまだまだ現役続行が求められています。
そんななか、弊社は水回りを健全に保つという視点から建物の健康維持管理に努めてきました。建物も住んでいる人も健康であれ。
大切な水がいつまでも滞りなく流れ続ける「ツマラナイ未来」こそが持続的社会の土台であると考え、皆様に安心を提供できるようにこれからも励んでまいります。

協栄クリーンサービス(株)
代表取締役 坂本 数馬

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